タイプによって年収が変わる
フリーランスの年収はいろいろ
フリーランスか人材派遣かを決めるポイントのひとつになるのが年収ですが、フリーランスには「ちょっとしたお小遣い稼ぎ程度に少し仕事をする人」から「人生をかけて仕事をする人」まで実に様々です。そのため、同じフリーランスでも働き方のタイプによって年収は大きく異なるということを理解しておかないと、独立後のイメージがしにくいかもしれません。そこで、フリーランスで副業もしくは複業をしている場合と、フリーランスを本業としている場合の大まかな年収などについてご紹介します。
副業系フリーランス
企業の正社員として働いている人がプライベートのスキマ時間を使って副業をしている場合、フリーランスとしての年収はそれほど多くないことがほとんど。8割の人は年収15万円以下なので、会社員なら確定申告の必要もないほどの金額です。年代的には20代から30代中心ですが、近年では本業に支障がない程度の副業を認める企業なども出てきていることから、副業系フリーランスは今後さらに増えていくことが考えられます。
複業系フリーランス
雇用にとらわれずいくつもの企業をわたり歩くフリーランスは近年増えていますが、年収としては半数の人が年収15万円以下、3割の人が年収50万円から200万円といわれています。複業系フリーランスとして効率的に稼いでいる人とそうでない人の違いは、能力というより仕事探しの方法です。
フリーランスやパラレルワーカーの仕事探しにおすすめなのが「チームランサー」です。チームランサーは、多様な働き方をする人々がチームを組んでより良い価値を生み出すためのプラットフォームです。チームランサーのサイト内は、IT業界やものづくりなど、様々な業界で活躍しているチームや個人、魅力的なプロジェクトに出会うチャンスが満載です。
チームとしての仕事を受注することも可能なので、うまく活用すれば参画できるプロジェクトの幅も広がります。
本業がフリーランス
フリーランスの仕事を本業とし、プロフェッショナルとして活躍している人は、社会である程度経験を積んだ40代からそれ以上の年代の人に多く、年収も他のタイプのフリーランスより高めです。年収額は仕事の質と量によって差がありますが、1,000万円を超える年収を稼いでいるエンジニアもいます。フリーランスを本業とするからには、その道のプロフェッショナルと名乗れるだけのスキルや経験が求められますが、能力が高ければ高いほど人材価値を高く評価されるので、能力がある人は会社組織に属しているよりも効率的に年収をアップさせることができるでしょう。
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